
花粉症の症状がつらいのは、外出時だけではありません。室内でも入り込んできた花粉によって症状がひどく出る場合があります。そのひとつに、起床時に症状が出る「モーニングアタック」があります。
今回は、モーニングアタックの原因や体への影響、対策についてご紹介します。
目次

「モーニングアタック」とは、起床時に花粉症の症状である鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどがひどく現れることです。花粉が飛びやすいお昼の時間帯に症状がつらいという話はよく耳にしますが、同様に起床時の症状がつらいという人も多いことがわかっています。
このモーニングアタックには、以下のようないくつかの原因があると考えられています。
現在の研究では、4の自律神経の一時的な乱れという理由が主な原因ではないかと考えられています。
しかし、自律神経である交感神経と副交感神経の切り替えを行うことは重要な体の機能です。モーニングアタックを全く起こらないようにするというのは難しいでしょう。

朝から発作的にくしゃみや鼻水などの症状に悩まされるのは、本当につらいものです。
モーニングアタックは、花粉症の症状を引き起こすだけでなく、二次的に以下のような影響を及ぼす可能性があります。
夜~朝に症状が出ることで、眠りを妨げたり睡眠の質が低下したりする可能性があります。その結果、疲労感や日中の眠気を引き起こすこともあります。
モーニングアタックにより朝の目覚めが悪くなると、疲労感やイライラを感じやすく精神的な影響が出ることがあります。
また、集中力が低下して仕事や学校などの日常生活に影響を及ぼすリスクもあります。
モーニングアタックで症状が強く現れる場合は、慢性的な鼻炎や気管支炎などの合併症を引き起こすなどのリスクがあります。
鼻水や鼻詰まりなど鼻の症状が悪化すると、副鼻腔炎を合併し頭痛や発熱を引き起こすことがあります。
子どもの場合は、中耳炎になるリスクもあるため注意が必要です。
花粉症シーズンの朝だけだからと、モーニングアタックを放っておくと上記のような影響を及ぼす可能性があります。
起床時はアレルギー症状が起こりやすいため、できるだけ症状が抑えられるように対策をとることが大切です。

二次的に心身に影響を与えないためにも、できるだけ朝の症状を和らげるための対策が必要です。大切なのは、普段の花粉症対策と同様に花粉を避けることです。対策例として、以下を意識してみるとよいでしょう。
花粉症の薬を使用している人は、夜の内服薬や点鼻薬の使用を忘れないようにしましょう。
モーニングアタックの軽減のため、就寝前に使用でき、長時間作用するタイプの薬を選択するのもおすすめです。症状が出やすい時間帯に、薬の効果が切れないようにすることが大切です。朝だからしょうがないとあきらめずに、日常生活に支障がでないようにしっかりと対策を行いましょう。
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