
いまや「国民病」と呼ばれるほど、多くの人を悩ませている花粉症。春にひどい症状が出る人もいれば、秋の方がツラいという人もおり、時期はさまざまです。今回は、花粉症の時期と特徴、応じたケア方法についてお伝えします。
目次
まずは、15歳以上の男女に「あなたは花粉症ですか?」と尋ねました。

「はい」と「いいえ」がちょうど半々という回答結果になり、花粉症で悩む人は2人に1人ということがわかりました。
続いて、「花粉症」と回答した人へその時期について尋ねたところ、次のような回答が集まりました。

「春」と答えた人は55%、「秋」と答えた人は12%。そして「両方」という人は32%と言う結果に。「その他」は「四季折々の花粉症がある」という回答でした。
今回のアンケート結果から、一年のうちの半分以上を花粉症で苦しんでいる人が3割以上いることがわかりました。空気中の汚染物質や喫煙、ストレス、都市部における空気の乾燥などが花粉症を悪化させるという研究結果もありますので、今後ますますの対策が必要だと言えるでしょう。

続いては、春の花粉症と秋の花粉症ではどのような違いがあるのかを見ていきましょう。住んでいる地域によって花粉の飛散時期は少しずつズレがありますが、一般的には下記のような特徴が挙げられます。
【主な花粉の種類】
スギ、ヒノキ、シラカバ、ハンノキ、イネ など
【特徴】
風に乗って飛散し、数十㎞から場合によっては数百㎞先まで飛んでいくことも。そのため、周りにスギやヒノキなど春の花粉症の原因となる木がなくても、花粉を吸いこんでしまうことがあります。
【主な症状】
スギやヒノキの花粉は粒子径が大きいので、鼻の粘膜に留まることが多く、鼻水やくしゃみが連発するといった症状が多い点が特徴です
【主な花粉の種類】
ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど
【特徴】
花粉の飛散距離はスギやヒノキよりも短いですが、私たちの生活圏内(道路わきや公園、河原沿い、オフィス街など)に生えている植物が多いため、うっかり近づいてしまって花粉を吸いこむケースが非常に多いです。
【主な症状】
春の花粉に比べて花粉粒子径が小さいため、体の中まで入り込みやすい点が特徴。気管に入り込むこともあり、喘息のような症状を引き起こすケースも見られます。

最後に、春の花粉症、秋の花粉症それぞれの対策法についてお伝えします。
いずれの場合も、花粉を浴びないようにすること、吸い込まないようにすることが大前提です。
これらの対策は、日常的に行うようにしましょう。
また、春の花粉の代表格であるスギ花粉の場合、花粉の飛散情報などがニュースで報じられることが多く、いつ頃から花粉が多くなるかを事前に知ることができます。飛散範囲が広いからこそ、予報を見ながら万全の対策を心がけましょう。
一方で秋の花粉の場合は、春のように花粉情報が出ないため、早めに自分で対策を始めておくことがカギ。飛散範囲が狭いので、反応する花粉の種類がわかっている場合は、その植物に近づかないことも大切です。また、季節柄、風邪と間違えてしまうこともあるかもしれませんが、目のかゆみや充血がある、サラサラで無色の鼻水、高い熱は出ずに微熱程度の場合は、花粉症である可能性が高いです。
いずれの場合も、市販の点鼻薬や点眼薬、内服薬などをうまく活用し、症状を緩和させられるといいですね。あまりにツラい症状が続く場合や日常生活に支障をきたす場合は医師に相談しましょう。
花粉による鼻炎の症状で困ったときは、ご自身にあった点鼻薬を探して、快適な生活を送りましょう。
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